僕の衝撃的な言葉に

圧倒された彼は

半分口を開いたまま４秒間くらい

「確かにそうだ・・・」という表情をした後、

うつむいてしまい

元気をなくしてしまいました。

僕はそんな彼が

とても心配になったので、

こんな「フォロー」をしました。

「いきなり初対面なのに、

かなり厳しい事を言ってしまって

申し訳なかったけど、

でも、僕と出会った事をきっかけに

人生が変わったらいいなって思ったからさ。

また、話の内容を聞いていると、

どうやら自分が正しいっていう軸があって、

それをベースした

発言をしてきたようだから、

その発言を聞いている相手の軸は

全く見えていないと思うんだよね。

だから、発言しても

伝えたいことがちゃんと相手に伝わらず、

それが影響し、理解されないため、

肩すかし状態に

なってしまっていると思うんだよね。

でもさ、そもそも、根本的な部分で、

まず変えないといけないところは、

Cさんの偏った価値観。

つまり、プライドだと思うんだよね！」

すると、うつむいてしまい

元気をなくしていた彼が

「そこまでは言われたくない！」

という、

「ムスッ」した表情で僕を睨みつけ、

そしてこんな事を言いました。

「そんなのしょうがないじゃないですか！

僕は子どもの頃から

英才教育を受け、

父親と母親から、常に

勉強しないと将来最悪だよ！という風に

言われてきたから、

教科書や参考書や

家庭教師達から学んだ知識のみを信じ、

それで進学も就職も全てうまくいったし、

それに、間違った発言はしてこなかった！」

と、かなり強い口調で話しをしている彼が

一瞬止まって上を向いて

涙がこぼれ落ちるのをこらえています。

なので、僕は、こんなアドバイスをしました。

「僕らって、実はさ、

一人では生きていけないんだよね？

でさ、そんな知っているよ！って

思ったかもしんないけど、

でも、それを深く

理解しようと思った時、

やっぱり人にフォーカスしないと、

なにをやってもうまくいかないわけよ。

分かるかなぁ？」

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