と、お笑いに対しての情熱を語った他に

こんな深い話をしていました。

「お笑い芸人は、間が命やねん。

だから、誰かが話した内容について、

いかにその場の空気に応じた

ツッコミやボケをしないとあかんし、

少し間がおくれると、

例えば、

スーパーに行って、これ食べたい！って思って

衝動的に買ってしまった高級なメロンを

今度の週末に食べよう！と思って、

買って帰ってから、

大事に冷蔵庫の奥にしまっておいて、

いざ週末になってみると、

まだ早いかな・・・

よし、今度の週末こそ食べよう！と思って

さらに１週間経ってしまい、

すっかりメロンの存在を忘れてしまっている、

そして、２週間後に

なんとなく冷蔵庫の奥を開けたら、

あ！ってメロンの存在を思い出して、

急いで切って食べようするけど、

すでにもう中が腐っている。

そして、こんな風に言うねん。

食いたいなって思った瞬間が

一番美味しかったんやろなぁって。

また、お笑いも同じで、

間をいかにうまく使いこなして、

押したり、引いたりしながら、

その場の空気に応じた

ツッコミやボケをしないとあかんし、

それがきちんとできるようにならんと、

司会者を任せてもらう事はできひん。

しかも、番組には、俳優や女優、

アイドルやモデル、スポーツ選手に芸術家、

それに政治家も出演し、

芸人だったたら、

これは分かってもらえるやろうなぁと

思うようなリアクションが

してもらえないような

厳しい場面がよくある。

でも、そんな時に一瞬で、

その場にいる人達の

世界観に入り込んでしまい、

どんな話なら笑って

リアクションをしてくれるのか？が、

だんだん話していくうちに

分かってくるので、

そうしてんねん！」

また、彼がしてくれた話しの中に、

実は、心理学や哲学を学ばないと

絶対にできないような

「人に影響を与えるテクニック」が使われています。

「え！？高橋さん、そんな秘密が隠されていたの？

普段、なんとなくテレビを見ていたから

全く気がつかなかったよ・・・」

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