例えば、彼は、

「自分が今どんな立場か？」

を知るために、

「過去のお笑い芸人が

どうして人気になったのか？」

と、先輩の芸人と自分が

「どう違うのか？」を見極め、

「誰のどんな笑いを参考にしようか？」

について学び、そこを目指しつつ

自己流の笑いを研究し、

「他のライバルはどんな風に

別番組で表現して笑いをとっているのか？」

と、ライバルチェックを常にし、

同じような笑いにならないする努力や

また、

「東京以外の大阪や名古屋、

それと九州で頑張っている

新人芸人のネタはどんなのか？」

も欠かさずチェックいます。

なぜならば、そのような事して、

「人から学ぶ」と失敗するリスクが

限りなく少なくなるからです。

そして、

司会者として経験していく過程で、

番組に、俳優や女優、アイドルやモデル、

スポーツ選手に芸術家、

それに政治家も出演し、

芸人同士だったたら、これは

分かってもらえるやろうなぁと思うような

リアクションがしてもらえない

厳しい場面であったとしても、

その場にいる人達の

世界観に入り込んでしまい、

「どんな話なら笑って

リアクションをしてくれるのか？」

という事に常に意識を向けています。

なぜならば、

人によって笑いが異なるからで、

そのような考え方は

心理学の要素であり、

「いかに相手に共感するか？」

を意識した行動です。

心理学は主に

「人の心を知る事」を前提としており、

それを解明し、人が、

「何に喜び」

「何に悲しみ」

「何が楽しくて」

「何がつまらないのか？」

など、人の内面を知る事で、

「人を変える力」をもっています。

なので、

あらかじめ心理学を学んでおき、

それ応用して仕事に活かすのは

かなり効果的な戦略です。

「高橋さん、哲学の説明がまだですが・・・」

鋭いツッコミですね。

そもそも、人は心理学を学んで、

「人の心を知った！」と有頂天になっても、

あくまでそれは

「ベースラインを学んだ」というレベルの話です。

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