でも、もういい加減、

「言い訳の限界がきているなぁ」

と感じたので、

「これで終わりにしよう！」

と心に決め、こんな風に言った。

「近所のおばさんから聞いた、

奥さんはいつも弟さんと

仲良く買い物してて仲良しねぇ。

いつも見かけるわよ！

というような話の他に、

ここ３年間、いつも何か理由をつけ、

休日に出かけてた。

しかも、パート先の店長と・・・

なんとなく、

怪しいなぁという風には

思っていたけど、

でも・・・

不倫なんか絶対ない！って

思ってた。

だって高校時代から付き合いはじめ、

それがきっかけで付き合い、結婚して、

お互いにお互いを信頼し合っていると

信じたかったから。

でも、現実は残酷で

３年間もパート先の店長と

不倫関係は継続されていた。

そして、

こんな機会がなかったら、

きっとこの先も・・・

だから、白黒はっきりさせよう！

また、それによって、

今後どうしていくのか？を、

決めよう・・・」

すると妻が、開き直って

こんな風に不倫関係の全貌を

明らかにした。

「確かに、

高校時代からの付き合いはじめ、

それがきっかけで、結婚して、

お互いにお互いを

信頼しあっていたけど、

でも、

あなたはいつも営業の仕事で忙しく、

毎日帰ってくるのが夜１１時だし、

それに休日だって、

ほとんど会社の上司との付き合いで

いない事が多い。

また、サラリーマンとして

稼いでくる給料では

３０年ローンで買った家の

毎月の返済ができないから、

私がパートしてる。

まぁ、もちろん最初は

それが結婚というものだし、

我慢して頑張んなきゃ！という風に

思っていたけど、

でも・・・

精神的も肉体的にも

限界がきちゃって。

で、そんな時に

優しく声をかけてくれたのが

パート先の店長だった。

私より５歳も若いのに、

いつも大丈夫って言ってくれた。

私はいつしか、

そんな彼を好きになってしまっていた・・・

そして、これからは

彼と一緒に生きていきたいって

本気で思ってる。

だから離婚したい・・・」

その話を聞いた時、

およそ３０分くらい前の自分が・・・

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