すると彼は、「はっ！」っとした表情で、

クリッとした大きくて、

二重まぶたがくっきりの２つの目を

こちらに向け、こんな事を言いました。

「高橋さんの話を聞いて、

なんか・・・

気づかされる事多かったなぁって・・・

実は、僕、

父親も母親も教師という家庭環境で

子どもの頃から、

いわゆる英才教育と

一般的に呼ばれているような

教育を受けて育ち、

毎日の勉強は

５時間〜１３時間くらいし、

各教科ごとに家庭教師いて、

かなりみっちりって感じでした。

また、

常に口を揃えて父親も母親も、

勉強しないと将来最悪だよ！と、

僕を脅かし、

それがとっても怖かったので、

大学卒業するまで、自分の感情を

きちんと外に向け

吐き出すような経験をしないまま

大人になってしましました。

ですが、

そのような生き方では

人と本当に

向き合う事ができないため、

職場では

いつも浮いた状態になってしまい、

孤立してます・・・

また、

それをすごく感じてしまうのが、

教員同士の会議の時で、

自分は正しいと思って

発言した言葉が理解されず、

肩すかし状態になってしまい、

結局僕の発言は

スルーされてしまう・・・

というような事が多いです」

そして、その話を聞いた僕は、

素直に思ったままの事を言いました。

「確かに、父親と母親から、

常に勉強しないと将来最悪だよ！という風に

言われていたら、

それはかなりしんどいし、

苦しいし悲しいよね？

でもさ、そのような事に

影響されない生き方も

できたはずだよね？

だって、それは自由でしょ？

それに、

自分の感情をきちんと

外に向け吐き出すような

経験をしないまま

大人になってしまったようだけど、

それって、本当は

自分が傷つくのが

怖かったからじゃない？

だから、教科書とか

参考書と家庭教師達から学んだ事を

まるで自分の言葉のように話し、

それが正論だっていう、

思い込みを基準に発言してた。

でも、それって、

聞いてる方の立場だったら

心に響くかな？って考えてみたら、

実は全然響かない・・・

そう思うでしょ？」

続きを読む

あなたの人生を３ヶ月で変える無料メルマガ。豪華プレゼント付き。