「高橋さん、どんな分野の商売も

そうだと思うんですが、

他のライバル達と同じような事をしても、

良い結果は出ません・・・

ですが、そうではない秘策的営業をしたら、

ライバル達を出し抜く事が可能です。

例えば、通常の営業は、

午前中の１１時前後や午後２時以降に営業先に行き、

その営業先の担当と話をします。

そして、頭を下げ、お願いにお願いを重ねて

ようやく営業成功というのが一般的なやり方です。

ですが、それでは精神的に疲れてしまいます。

それに、事前にアポイントとってから

営業先に行くというのは非効率です。

というのも、なるべくなら

１日に何回も営業をした方が成功確率も上がるし、

それに時間的効率がかなりいいので、

早く自宅に帰ることも可能です！

で、具体的には・・・」

と、話をさらに進めようとした時、

僕は、彼が

「普通ではない方法を意図的にしていた」

というのに驚き、

また先回りして答えを話してしまいました。

「Bさんがしていた秘策的営業って実は、

あらかじめ、どの企業の担当者とも

仲良くなっておき、

定期的にそのような人達と

プライベートで会って

営業してたんじゃないですか？

だってその方が明らかに効率的だし、

それに、初対面ではないから、

売り込まれる心配がないので、

しっかり話を聞いてくれそうだし。

ねぇ、当たりでしょ？」

すると、これまで、冷静だった彼が

僕の質問を受けると同時のタイミングで、

かぶせるようにこんな事を言いました。

「え！？どうしてそれが分かったんですか？

すごいビックリしましたよ！

確かにそうです。

正解です。

でも、実はもう一つ方法があって、

それが企業のトップの社長と仲良する。

そして、それを実現するために、

企業間交流会などで話す機会があって、

食事会や飲み会などの誘いがあったら

必ずそのような場所に行き、

信頼してもらえるための

全て事はしたつもりです！」

と、自信満々に話し、

どんどんテンションが上がってきた彼は

さらにこんな話もしてくれました。

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