家電量販店で

５分間も

テレビコーナーを見ているお客は、

「何を求め、どんな事を考えてるのか？」

っていうのが、

理解できていると、

「どんな風なアプローチをしたらいいのか？」

っていうのが分かります。

例え話の中では

６５インチの大型サイズを見ていた時に

店長らしき人に

声をかけられたって

なってましたが、

では、そのお客は

「どんな人生を生きている人なのか？」

っていう背景を想像したら、

なんとなく、どんな家に住んで、

家族はどれくらいいて、

年収はどれくらいで・・・

みたいなのが

ぼんやりと見えてきます。

例えば、

６５インチの

大型サイズのテレビが置けるような

家に住んでいるって事は、

それを楽しめるような

室内の広さがあるだろうし、

また、

おじいちゃんやおばあちゃんと

同居している３世代家族で、

その家のリビングに

置きたいって考えている可能性がある。

また、高額な物を

買うかどうか迷っているけど、

結局セールスによって

買ってしまえるような

経済力があるって事は、

会社で重要なポディションを

任されているか、

もしくは経営者である可能性が高い。

あるいは、視点を変えて、

「自分専用のシアタールーム」

に置きたいって思っている場合もある。

いずれにせよ、

「全く買う気がない・・・」

っていうのじゃないので、

結構積極的にアプローチしても

「買ってくれるんじゃないか？」

っていうような

仮説を立てる事ができる。

「え！？

そんな少しの情報で

そこまで分かってしまうの・・・？」

って、ビックリしたんじゃないでしょうか？

でも、実は、そんくらい

「お客を想像する力」って重要なんです。

「いや、そんなのは

特別な人しかできないような

スキルだから・・・」

みたいに

思ったんじゃないでしょうか？

でも、そんなの簡単に

誰でもできるようになります。

それが、

「お客のライフスタイルを体験する」です。

例えば、

６５インチの

大型サイズのテレビを見ていた人が

経済的に裕福であるという仮説なら、

そのような人が、

実際にどんな

ライフスタイルなのか？

っていうのを知るため、

「一泊１０万円以上する

高級ホテルに泊まる」

「高級寿司店で

一貫４０００円の大間のマグロ食ってみる」

「オーダーメードのスーツ専門店で

１００万のスーツ注文する」

などのどれかを

実際に体験してみるといいです。

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