そして、そのような感情は、

ビジネスをする際に

とっても重要な要因として位置付けられています。

例えば、

僕らが商品やサービスを購入する際、

「どんな事を考えているのか？」は、

「それを買ったらこんな風になれるぞ！」

という期待感です。

そして、いざ、

「欲しい、欲しくてたまらない！！！」

という衝動に駆られたら

どんな手段を使ってでも買ってしまい、

しかも、後から「後付けした理由」を探します。

「だって通常より安かったから」

「期間限定で今しか売ってないから」

「限定生産品で安かったから」

「長持ちしそうだし、それに買わなかったら後悔しそうだったから」

など…

どうですか？

あなたも、そのような

「後付けした理由」を探した経験が

あったんじゃないでしょうか？

でも、それは、

「人間が物を欲しがる本能」なので、

当たり前で、しかもUNIQLOは、

そのような

「人間が物を欲しがる本能」を知った上で

販売戦略を立て、実行しています。

例えば、

「フリースジャケットを買ったら

赤城山からの赤城おろしという冷たい強風に悩まなくでもすむぞ！」

という思いは、僕がその当時抱えていた寒さについての悩みです。

そして、それを解決する方法が

「フリースジャケットを買う」です。

また、

そのためにおよそ１００人以上は並んでいる

行列の最後尾に並んで、

３時間待ってようやくという

過酷な状況だったにもかかわらず、

「我慢できた」のは、

「それを買ったらこんな風になれるぞ！」

という期待感があったからです。

つまり、UNIQLOはそのような状況を

あらかじめ予想し、販売戦略を立て、実行したという事です。

「でも、高橋さんが買った理由は、

他にもあっていいはずですよね？」

そうです。鋭い視点ですね。

確かに、当時、高校生だった僕が

親友のTと買える物の金額には限界があります。

だって当時の僕はホームセンターで

時給７５０円のバイトをして

月に３万くらいしか稼げてなかったからですからね。

そりゃ、もう、貧乏でした。

でも、それを解決してしまう「ある秘策」が

UNIQLOにはあったのです。

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