「え！？高橋さん、

そんな質問いきなりされても

難しく答えられないよ！

えっと・・・

例えば、

付き合って３年の彼女がいて、

でも、最近、

デートしても会話が

少なくなってきたし、

それに、

些細な事でケンカする回数も増えてきた。

で、事実。

他に好きな女の子が

できてしまって、

その子と付き合たいって

心の奥底では思っている。

でも・・・

そんな雰囲気を出しつつ、

彼女に別れを告げてしまったら、

自分が悪者になる・・・

だから、

なんとなくの関係を、

心と心が

通じ合わないような関係を

ズルズルとって感じ。

ある日、夜１１時。

会社から帰り

冷蔵庫にあったビールを取り出し、一息。

あー今日も頑張って仕事したなぁ。

いやぁそれにしても、

最近仕事の内容やノルマがきつくて

正直しんどいなぁ・・・

と、独り言を言っていると、

彼女からメール。

こんな時間に何だろう？

と、そのメールの

内容を確かめると、

こんな風な内容だった。

仕事お疲れ！

あのさ、突然なんだけど、

大事な話があるから

今度の週末会えない？

その時、直感した。

そっかぁ、

とうとう別れ話になるな・・・

でも、まぁいっか。

そうしたいって丁度、

思ってたところだったし！

そして、

週末の日曜夜７時。

２人が

初めてデートした喫茶店で

会った彼女は、かなり真剣な表情。

でも、

どこか寂しそうで、

それを見ていると、

これまで付き合ってきた

３年間の楽しかった思い出が、

走馬灯のように

頭の中で蘇ってくる。

そして、

別の女の子を好きになってしまった

自分を責める。

そんな事を考えていると、

彼女がゆっくりと

こんな風に話し出した。

これまで、楽しかったよね？

それに

いろんな場所に行って

思い出もたくさん。

だから、この決断をするには

正直、何回も悩んだし、苦しんだよ。

でも、

お互いの将来のため、

そして、

お互いがもうこれ以上、

嫌いにならないために・・・

そこまで話したところで、

彼女の目から大粒の涙が

ポロリッって流れた。

もう、

どうしたらいいのか分からず・・・

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