会社に着いた際に、

いろんな人との会話に

困らないためだ。

そして、１０分が経過し、

徐々に駅のホームがある

階段下まで来ると、

「朝のミーティングで何を話そうか？」

というのを考える。

「う〜ん、そうだなぁ。

どういった層に向けた商品開発が

最も売上を向上させるか？

を具体的に

説明できるように

しないとなぁ。

しかし、今の時代は、

良い商品であっても

売れない時代。

だから、どう魅力的に

見せるか？っていうところの

説明はした方がいいな！」

すると、当然、スマホが

「ビビビッ・・・ビビビッ・・・」としている。

「ん！？」と思って

スマホ画面を確認すると、

なんと上司のBからだ。

「朝から会話するのはめんどくせぇなぁ・・・」

と、心の中では思うけど、

でも、上司なので仕方なく対応する。

「もしもし？Aですが・・・」

すると・・・

「おお、Aか、朝からすまんな。

で、早速なんだけど、

朝のミーティングで

今月末にある

プレゼンの内容について、

みんなの意見を聞きたいから、

そのために準備し、

預けておいた資料を

持ってきてくれ！」

ぶっちゃけ、心の中で、

「何のこっちゃ？」と思ったけど、

「すみません。何でしたっけ？」

とは絶対に言えないので、

「はい、分かりました。

用意して持って行きます！」

と返事。

すると・・・

「さすがAだな。

仕事ができる男は頼りになるよ！」

と上司のB。

そして、もうこれ以上、

「会話する事ないなぁ・・・」と思い、

「それでは会社で！」とだけ言い、

会社を終了させると、

「まもなく列車が到着します！」

という

アナウンスとともにやってくる

電車の方に歩いていく。

しかし、朝の電車は

通勤と通学目的の人達で

ごった返しているので、

電車の中に入るにも一苦労。

でも、そうもいって

いられないので、

「何が何でも電車に乗らねば！」

という気合いで、

電車の中に入ると、

さっき上司のBから

お願いされた資料は

「どこにあるのか？」

を頭の中で思い出す。

「ん〜はい、分かりました。

用意して持って行きます！って

返事しちゃったにはいいけど・・・

どこにしまったかなぁ？」

すると・・・

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