よく思い出してください。

「僕の友人は、

理容室のオーナーとして

独立してから、

１０年間毎日５人常連の

お客さんが来るような

リピーター率を継続し、

しかも、一人平均

５０００円支払っていくので、

１日の２万５０００円で

１ヶ月７５万円も売り上げます。

また、夫婦２人で

他に社員やバイトがいないので、

人件費がかからず、

しかも、

理容室に来るお客さんは、

基本、男性なので、

一回集客に成功したら、

あとは気に入ってくれさえすれば、

１０年以上は変わらずに

常連のお客として来てくれるので、

２０万とか５０万とか

広告費をかけなくていいので、

新規顧客獲得コストが

かかりません」

というのを。

「う〜ん、すごく難しなぁ・・・

ん！？でもよく考えてみると、

興味や関心を引くような、

内外装にお金がかかっていて

ゴージャスなお店だから

髪切ってもらいに行こう！

というような単純な理由では、

ファンになるような事はないし・・・

また、

理容室に来るお客さんは、

基本、男性だから、

内外装にお金がかかっていて

ゴージャスなお店だから

髪切ってもらいに行こう！

という風には思わない。

しかも、そう思うのは

女性だよな。

高橋さん、正解？」

そこまで

分かってしまうとは！！！

さすがです。

そもそも、

僕の友人の理容室は、

男性が常連のお客さんで、

そのお客さんを

満足させるような

サービスを提供するために

必要な事をしたらいいだけです。

なので、

興味や関心を引くような、

内外装にお金がかかっている

ゴージャスなお店にする

必要はありません。

「高橋さん、つまり、相手を見て

提供するサービスの内容を

決めているって事？」

そうですね。

ビジネスは基本、

「お客の悩み解決のために必要な

商品やサービスを提供する」

のを目的としますが、

そこで重要なのが、

「誰に対して、

どんな商品やサービスを、

どんな方法を使って売るか？」

というのをきちんと

考えておかないといけません。

「高橋さん、それって

ターゲットを明確にするって事？」

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