「高橋君のう〜んと、

教師と保護者として

適度な距離感を保ちながら、

様子を見つつ、

でも、無理に仲良くなる事は

ないんじゃない？

だって、アンチなんだし。

それに、

そんな人を相手にする

時間があるんだったら、

好意的に

思ってくれている保護者と

仲良くした方がいいんじゃない？

だって、その方が楽しいしさ。

また、人間が

人間関係の中で生きるってことは、

アンチを増やす事で

濃いファンが増えるって事だし、

それに、

アンチが増えないような

消極的な行動や発言は、

教師として与えられる

影響力を小さくしてしまう。

だから、

もっと自分らしくしてて

いいんじゃないかなぁ。

でも、だからといって、

教師って枠から外れた

行動や発言はしない方がいいよ。

だって、

教師なんだからさ・・・って、

とっても参考になったよ。

ありがとう！

そうだよね。

みんなに

好かれようと思うと、

アンチが増えないような

消極的な行動や発言。

それに、

教師として与えられる影響力が

小さくなってしまうもんね。

そんじゃ、

今日は相談乗ってくれてありがとね。

バイバ〜イ！」

彼女は

僕のアドバイスの満足したのか、

元気になって連絡を終え、

それから一回も

彼女からの相談はないまま。

また、

一回も相談がないって事は、

きっと、

上手くいっている証拠です。

だって、悩みがあったら、

また相談してくるはずですからね。

「高橋さん、もしかして、

その例え話って、

アンチを増やす事で

濃いファンが増える

４つの法則を

分かりやすく説明するために、

あえてしたの？」

そうですね。大正解です。

日々、いろんな人達に向けて

情報発信をする際、

自分という

未成熟な存在が

主観的な発言をするんです。

あるいは表現するんです。

そのような事を、

「暖かく見守り共感してくれる人」

ばかりではなく、

「テメェ、何様だよ！」

というような

文句を言ってくる人がいても、

おかしくありません。

「高橋さん、つまり、

すべての人に好きになってもらうのは

不可能だって事？」

そうですね。

でも実際、すべての人に

好きになって

もらわない方がいいですよ。

だって・・・

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