目隠しをされたまま、

ジャングルの奥地に

連れて行かれ、その目隠しを

取った瞬間に

「ジャングル奥地にある宮殿から、

５０カラットの大粒

ダイヤモンドを持ってこい！」

という理不尽な命令を、

見ず知らずの人にされ、

しかも、持たされた荷物は、

リュックの中にミニテント、

寝袋、雨具、縄、水２リットル、

食料およそ一週間分

（カンパン、カレー缶詰、チョコレート）

ライター、ナイフ、革靴、着替え

（シャツ、パンツ、靴下を各３枚ずつ）

そして、

ジャングル奥地にある宮殿から、

５０カラットの

大粒ダイヤモンドを

持ってくるために必要な

場所を記した地図と磁石だった。

でも、持たされていなかったら？

「高橋さん、そんなの

決まってるじゃないですか！

ジャングルの奥地には

たくさん危険な動物や昆虫、

それに軽く触れただけで

皮膚が炎症してしまうような

植物だらけ。

また、足場は基本、

グチャグチャなので、

移動するのに

時間も労力もかかってしまい、

しかも、

ゆっくりミニテント、

寝袋、雨具などを使って

休んでいると、

ジャングル特有の

大雨に襲われてしまい、

ビチャビチャになってしまう。

しかも、

そうなってしまったら、

木の枝を集めて

ライターで火をおこし、

暖をとる事ができないので、

風邪を引いてしまう。

それに、５０カラットの

大粒ダイヤモンドを

持ってくるために必要な

場所を記した地図と磁石が

なかったら、

どこにいっていいのか？が、

全く分からないので、

勘を頼りに

グチャグチャな足場を

歩き回らないといけない。

でも、そんなのを

いくら頑張ったとしても

目的は達成できない。

だから、最悪の場合は・・・」

そうですね。

運良く、理不尽な命令をした

見ず知らずの人が、

荷物に、

リュックの中にミニテント、

寝袋、雨具、縄、水２リットル、

食料およそ一週間分

（カンパン、カレー缶詰、チョコレート）

ライター、ナイフ、革靴、着替え

（シャツ、パンツ、靴下を各３枚ずつ）

そして、ジャングル奥地にある

宮殿から・・・

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